【開催報告】組織変革塾 第1期が始まりました
講座 開催報告
“組織をより良くしたい”人と共に 組織変革塾 第1期
2021年9月25日(土)より、“組織をより良くしたい”人と共に 組織変革塾 第1期が始まりました。
コロナ禍ということもあり、開催方法について、オンライン開催にするか、リアル会場での実施にするか、非常に悩みました。正式募集前に本講座に関心を寄せてくださっている方にアンケートを実施したところ、感染対策をした上でのリアル開催の希望者が多かったもあり、今回は少人数でオフラインで実施することにいたしました。
第1期は、5名の方からお申込みいただき、無事にDAY1とDay2を開催することができました。今回の参加者は、経営者など組織の代表の立場の方、部長や課長など管理職の立場として会社や部署の組織変革の学びを深めたい方、組織コンサルタントとして会社をより良くしたい方などが集まる場になりました。
9月25日(土)のDAY1は、「組織変革の始まり」「どこから手を付けるのか」について。特に、ご自身が最終決裁者はない組織内(社内)組織変革者(管理職や社員等)や組織コンサルタントにおいて、何をもって組織変革が進んでいるとするのかの指標を設定し、共有することの重要性を指標の実例を用いて解説し、実際にワークに取り組んでいただきました。
組織変革の活動は、所謂目に見える「結果」「成果」が出るところと距離があり、見えにくい部分がどうしてもあります。だからといって指標を設定せずに気持ちだけで進めても、継続的な活動が難しい側面があります。
定量だけではなく、定性的な指標レベルを実例も踏まえてご紹介したところ、「定性的な評価もこうやってやればいいのか」「定性でもこれだけ具体的に指標を設定できるのか」と新しい気付きを得ていただいた受講者の方もいたようです。
DAY2は「インサイドアウト」の重要性と、いかに「社員の主体性を引き出すのか」という部分を中心に解説していきました。実際に、組織変革の際、私たちがお客さまに提案しているワークに受講者の方も自分事として取り組んでいただき、ワークをした後の体感覚や変化などを体験していただきました。
DAY2で解説した内容のひとつに、「ティーチング」と「コーチング」の使い分けの話があったのですが、その後のダイアログで、まさに「上司としては、部下育成のためにティーチングをおこなったとき、それを必要な育成や指導ではなく、パワハラと受け取って問題になるケースが増えてきた」というような話題が出てきました。
この変革塾が、一方的に石川が皆さまに知識を教える講義の場ではなく、ご縁でこの場を共に過ごす受講者の皆さまとの対話(ダイアログ)を大事にする場だったからこそ出てきた大事な話だったなと、私は感じております。
第1期は残り、10月にDAY3、11月にDAY4を開催予定です。また、こちらで開催概要をご紹介していく予定ですのでお楽しみに。
講座概要と今後の予定
2022年冬~春に第2期を開講予定です。開催概要はこちらをご確認ください。