組織開発 定例勉強会とは
これまで50社以上の組織開発の営みに、直接的、間接的に携わってきました。
その知見の共有と、次々と出版される組織開発に関連する書籍での最新情報の吸収、それを実際に自分の置かれている状況にどのように活かしていくかの探求、などを行っていく勉強会です。
組織を活性化したい、組織を進化させたい、組織開発について、多面的に実践的な知見を深めたいと思う、経営者の方、リーダーの方、人事の方、コンサルタントの方などを対象としています。
組織開発の仕事を続けてきた石川がファシリテーターを務めさせていただき、単なる情報の吸収でなく、実践知に落とし込んでいくことを大切にし、組織開発に関するテーマを、毎月違った切り口で取り扱い開催します。
Contents
組織開発 定例勉強会の
3つのポイント
1.多くの組織のdevelopmentに実際に関わってきた経験値
勉強会の【売り】は、大小様々な組織の”development”に、実際に関わってきた経験値です。延べ50社以上のリアルな組織変革のプロセスに関わってきました。間接的な支援を含めると80社以上のご支援をしてきたと思います。
2. “組織”開発を重心においた
学びの時間
勉強会の【領域】としては、組織を取り扱っていることが特徴になります。組織の変容と個人の変容は切っても切れない関係にありますが、この勉強会の重心は”組織”開発にあります。
3.適応課題に対応する
生成的な場であること
勉強会の【特徴】としては”生成的”であるということです。先日、技術課題/適応課題という分類を教わりましたが、組織開発のプロセスはほとんど常に適応課題です。そのための知恵は「技術課題として学ぶ」ことがほとんどできません。だから生成的であることを大切にして進めていきたいと思っています。
組織開発領域の知恵を必要としている方々と、探求を深め、実践知を深めていくことができれば、とても嬉しいなと思っています。その仲間の輪が広がり、よりよい組織、職場、会社、地域、家庭、コミュニティといったものが増えていく一端でも担えればこんなに嬉しいことはありません。
毎月参加する!といった気合いの入った方も嬉しいですし、たまにオンラインで覗いてみる、みたいなゆるい参加も大歓迎です。
勉強会での取り扱いテーマ例
組織開発
- メンバー一人一人の主体性が高まり、組織の目的とのエンゲージメントが深まる方法
- メンバー同士のコミュニケーションが活発化し「自分たちで話し合って決める」組織的能力が高まる方法
- 関係の質や心理的安全性を高めるための細かな順序、ステップ、失敗例
- 共有ビジョンを生成する際のシャープさと曖昧さ
- ビジョンを描く際の「そんなの実現できるのか」「ビジョンなんて描いても意味がない」という疑念をどう解除していくか
- アウトサイドインに慣れ親しんだ人たちの、インサイドアウトをいかに解放する
- 上司部下という縦関係があるなかでどうやって心理的安全性を担保するか
- 社員一人一人の経営リテラシー(事業環境への感度、会計的なリテラシーなど)を高める方法
- 「社員個々人の個人的な願望、夢、ビジョン」と、「組織の目標」をエンゲージメントする方法
- Teal、ホラクラシー、自律分散型組織などの難しいところと進め方
ファシリテーション
- インストラクションでどこまで書くか、どこまで喋るか、喋らないか
- フレーム等でどこまで誘導するか、しないか
- ダイアログ中にどこまで介入するか、しないか
全体プロセスのコーディネーション
- 高い離職率、評価制度への不満、忙しさ、連携の悪さなど多数の変数があった時に、どのような順番で手を打っていくか
- キーマンの変容を促進するためにどのように関わるか(ex.上司や顧客のリーダーシップのスタイルの変容が必要と感じている場面での上司や顧客への関わり方)
キーワード
心理的安全性、U理論、ホールシステムアプローチ、システムシンキング、Teal、ファシリテーション、臨床心理学、仏教、ポジティブアプローチ、成功循環、コーチングなど
主な参考書籍
「学習する組織」「U理論」「ダイアローグ」 「パフォーマンスコンサルティング」「オープンスペーステクノロジー」「ビジョナリーカンパニー」 「モチベーション2.0」 「さあ才能に目覚めよう」「最高のリーダーマネジャーが考えているたった一つのこと」 「経営の未来」「あなたへの社会構成主義」 「自己組織化する宇宙」「複雑系」 「心理療法序説」 「ユング心理学と仏教」「Teal組織」 「ホラクラシー」 「自然経営」 など
対象者
- 経営者
- 幹部役員、経営企画部
- 人事部
- チームを創りたい、動かしたいリーダー
- 組織開発コンサルタント
- (組織コンサルティングをしていきたい)社労士
※ ただし、営業目的のご参加はご遠慮ください。
開催概要
日時:
毎月第三火曜日 19:30-21:30
≪ タイムテーブル ≫
19:15 開場
19:30~ チェックイン
19:40~ テーマに関する情報提供
(書籍内容、事例など)
20:40~ テーマに対するダイアログ(全員)
21:20~ チェックアウト
※内容は一部変更となる場合がございます。
会場:
都内 会議室
(各月の開催概要をご確認ください)
参加費:
- 参加費1回:3,000円
※ 初めての方に限り:1,500円 - オンライン参加1回:1,000円
※ 視聴のみ、対話には参加できません - 回数券5枚綴り:10,000円
お申込:
下記URLから受け付けております。
https://co-ducation.peatix.com/
開催スケジュール
※ 毎月第三火曜日、開催です
【受付終了】2020年9月15日(火)
第9回:自然経営研究会発起人、山田裕嗣さんを迎えて
2020年10月20日(火)
第10回:生産的なチームをいかに生み出すか?
2020年11月17日(火)
第11回:社員の創造性とWill-beingを高める
2020年12月15日(火)
第12回:
過去開催のレポートはこちら
ファシリテーター
石川 英明(いしかわ ひであき)
株式会社コーデュケーション代表取締役
大学卒業後アクセンチュア株式会社に入社。通販企業の基幹システム構築プロジェクト、飲料メーカーの情報共有プロジェクト、アパレル企業の業務改革プロジェクト、電鉄企業のグループ人事業務刷新プロジェクト、建設業の風土改革プロジェクトに従事。
ベンチャー企業での経営企画職を経て、ヒューマンバリュー社に入社。広告代理店、保険会社等の組織変革のプロジェクトに従事。その中で、アプリシエイティブインクワイアリ―、OST、ホールシステムアプローチ、U理論、学習する組織、社会構成主義、ダイアログ、臨床心理学、コーチング、ファシリテーションなど組織開発に関する学びを深め、実践の中で習得。
ヒューマンバリュー社を退職後、役員として数年、ホラクラシー的経営の実践も行う。
研修講師としても、コーチング研修、チームビルディング研修、メンタルヘルス研修、管理職研修、事業開発研修、など多い時に年間100日以上研修を行い、これまでの累積の研修実績は延べ1000日以上受講者数1万人を超える。
現在は、主に中小企業の総合的な組織開発プロジェクトに携わっている。